遠征をするということ

こんにちは、こよりです。
文章を読んだり書いたりするのが好きなので、誰も読んでなくても誰かに言い聞かせる口調で書き続けます。
今回は遠征についてのお話。1年目からちゃっかり毎年遠征をしていて、遠征ネタはたくさんあるので、ちょっと語りたいなと。

そもそも、私の父方の祖母のお墓や親戚の家が関西にあることもあり、毎年お墓参りのシーズンになると帰省のような事をするので、ほぼ毎年そこに絡めて遠征をしている上、父が優しいので飛行機のマイルを簡単に譲ってくれて、年間の遠征の半分くらいは交通費タダでしてます。許せ、同士たち。

ーヅカオタ1年目ー
宙組エリザベート
それこそ、お墓参りのシーズンに確かこれは家族揃って車で行った気がする。ホテルは京都で正直京都観光もしたかったけど、時間もなかったから阪急京都線(多分)に乗って梅田で乗り換えたりとかしつつ、宝塚に初めて行きました。それこそあずき色の阪急に乗るのも初めてで、有川浩先生の「阪急電車」がバイブルだった時期もあったので、今津線に乗ってる時は幸せでした。「生」のモニュメントには大感動。そして、憧れの宝塚大劇場!ただし、チケットはないし、当日券も売り切れ、見られないだろうなあと思って、キャトルで時間を潰していたら、どこの会の方かは未だに分からないけど、キャンセルのチケットを譲ってもらって(?)、運良く観劇する機会を得ました。
この時のルドルフは多分あっきー。懐かしいな…歌が上手で身体が薄くて今にも折れちゃいそうでした。あとまあ様の手足が長かった。
ちなみにこの日はそのあと六甲に行ったんですけど、あのガーデンテラスって結構スカステのロケに使ってるんですね。あと、六甲のジンギスカン美味しいのでオススメです。

花組「雪華抄/金色の砂漠」
この遠征は自分の誕生日を跨ぐ夜行バス遠征で、当時大好きだったOLDCODEXの神戸ライブの為に遠征するついでに、宝塚にも行っちゃおう!っていう企画でした。
でもチケットはなかったので、おけぴで譲ってもらったチケットで見ました。これもまた生徒席だったオチね。
あの日のスケジュール今はあんまりちゃんと覚えてない…けど、多分コンサバ→OCDだったんだと思います、きっと。
初めて見た日本物のショーが雪華抄なのは私にとってとても幸運な出来事で、そして、ウエクミの世界観にどっぷり浸れた金色の砂漠という作品を、完成度の違うムラでも東宝でも観劇できた事は私にとって一生の宝物です。
あと、この遠征でフルールの唐揚げ定食っていう私の人生の中で上位に入るジューシーさを誇る唐揚げに出会えたので最高です。フルールに行くと75%くらいの確率で唐揚げ定食を頼みます。オススメ。

正直、ヅカオタ1年目で遠征するオタクってあんまりいないと思うんですけど、色々とチャンスに恵まれてる上に、あんまり娘に干渉してこない家庭に生まれた関係で、2回も遠征してた。

ーヅカオタ2年目ー
月組「ALL FOR ONE」
紫乃小雪退団公演。これは本当に運がよくて、お墓参りの日程とお茶飲み会の日程が被ったので、ちゃっかり交通費から滞在費から全部タダで遠征しました。その上宝塚ホテルにまで宿泊出来ました。その説はありがとう、お父さん。カロスキューマに初めて行った遠征でした。カロスのクリームパスタ死ぬほど美味しいからみんな行こうな?大きな窓からは武庫川と大劇場が良く見えて、最高です。行ったことない人はぜひ行ってください。イタリアンというかパスタがそこそこ苦手な私も大好きなレストランです。私のオススメはタラコと海老のクリームパスタです。超美味しい。

宝塚って美味しいものたくさんありますよね。大好き。住んだら太りそう。2年目は贔屓退団もあって1回だけでしたね。

ーヅカオタ3年目ー
花組「セニョール・クルゼイロ
マイティバウ初主演!!!友会がお友達になってくれたので、バウに初めて行ってきました。稲葉くんはマイティが踊れるからって楽しすぎだと思います。でもみれいちゃんもひっとんも最高すぎて、何よりもマイティが真ん中にいるってことがたまらなく嬉しくて見てる間ずっと幸せでした。劇場が小さいこともあって色んな感情が詰まってる感じがして、ここで贔屓が主演したりヒロインしたりしたら最高なんだろうなと思いました。
どうやらこの遠征は父親が貯めてるマイルで飛行機往復取ってもらったみたいですね。交通費タダは本当にありがたい。
あとこの遠征でルマンのサンドイッチを初めて食べたみたいです。組み合わせフルーツ大好きなんです。あのフルーツサンドの生クリームの絶妙な甘さが好き。あと、私そもそも卵が好きなんですけど、ルマンのたまごサンドは、卵と小麦にアレルギー反応を示さない人であれば人生で必ず食べて欲しいくらい絶品。大好き。

月組エリザベート
星組「東離劍遊紀/Killer Rouge」
夜行バス遠征2回目でした。夏だったのでお風呂行きました。梅田のお風呂が楽しかった記憶。
確かおだちんルドルフでした。2年経ってるとはいえ91期と100期が同じ役を演じる宝塚、恐ろしい。というかおだちんが恐ろしい。おだちんの才能が恐ろしい。
アメキラでは初めて紅子に出会いました。面白かったけど恐ろしかったです。
この遠征の時は朝にグリーンベリーズに行きました。朝のプレートみたいの食べたんですけど、想像以上にクロワッサンが大きくてビックリしました。美味しかった。ドリンクは普通にリンゴジュースを飲んだ気がするので、いつかちゃんとコーヒーとか飲みたいと思います。

○プチ遠征 横浜中華街
花組「メランコリック・ジゴロ/EXCITER!!」
花組蘭陵王
遠征って言えるほどじゃないけど、県内のくせに自宅からのアクセスがそこそこ悪いのと中華街の話をしたいからプチ遠征としてカウント。中華街、楽しいですよね。全ツは友達と一緒に行ったので地味に観光もして、肉まんとか食べつつ県民ホールに行きました。蘭陵王は、とにかく、くりすちゃんがヒロインで、チケットを買わねば!と思っていたので、別箱には珍しく複数回観劇して、マチソワした日もあったので、合間にご飯食べたりしたんですけど、まず、タピオカが安い。あと、みんな好きだと思うんですけど、梅蘭の焼きそばが私は大好きです。梅蘭はハズレが多い(言い過ぎ)中華街のレストランの中でめちゃくちゃ当たりなので大好きです。ちなみに私の父の教えは「中華街の食べ放題の店に入るヤツは馬鹿」なので、皆さんご注意ください。そこそこする癖にそんなに美味しくないらしいです。

ムラへの遠征は2回でしたね。バウと梅芸に行けたって言うのが個人的には楽しかったです。あと、やっぱりルマンって宝塚が世界に誇るお店だと思うんですよ。ヅカオタで食べたことがない人はいないと思ってます。いるか。

ーヅカオタ4年目ー
宙組黒い瞳/VIVA FESTA」
なんで行こうと思ったのか、今になって分かるのは多分、蒼羽りくに退団の兆しを感じたからだと思います。女の勘ってやつですかね。あと博多に行ってみたかった。あと、マイル出してくれるって言うから…。
結果として博多座は最高でした。なんだアレは。その後程なくして歌舞伎座に行ったんですけど、同じ感じでした。でも博多座の方が押しが強かった気がします。
博多、美味しいものが多すぎて、食べすぎました。とんこつラーメン、もつ鍋、博多座ベーカリーのあんぱん、鶏おこわと明太子のお弁当、その他諸々。あと、御朱印ガールデビューしたんですけど、そのあと熱海に行って御朱印頂いたきり行ってないので、なんの熱だったんだろうか。また御朱印集めたいなと思います。東京にいるうちに浅草寺とか、なんかそういう有名な寺社仏閣に行っておきたいと思います。

宙組オーシャンズ11
だってSS席が取れたんだもん!ということで、WILLERという素晴らしい武器を手に夜行バス遠征でオーシャンズ11。5列目の通路側で横をサラッと色んな宙組生が通って、果てはまどちまで通って、失神寸前でした。初舞台生たちも可愛かった。もうみんな組子としてデビューしてるんだね…あ、雪組配属の子はしてないか。WILLERって、凄いよね。乗ったことあります?WILLERの4列。寝れるんですよ、4列なのに、ぐっすりと。帰りは3列シートだったんですけど、余りにも気持ちよすぎて新宿で起きるのが惜しいくらいでした。大阪まで安ければ3000円とかで行けちゃうのが最高ですね。遠征民の味方。別に遠征しなくても東宝で見れるけど。
朝→ルマン、昼→フルールのたこ焼き、夜→カロス、夜のおやつ→台湾甜商店っていう、フルコースをした日でした。ルマンってポタージュも美味しいんですね、完璧か?

星組「GOD OF STARS/Eclair Brillant」
これが、2人目の贔屓退団公演でした。トップ娘役の彼女は相手役に添い遂げて退団することを迷わず選んでいました。お芝居笑わせるつもりだったんだろうけど、正直な話をすると泣きました。あとこの時も結構良席で、通路側だったから星組の圧倒的全員を釣っていく客席降りでいっぱいハイタッチしてもらってニヤニヤしました。
ちなみにこの日程もお墓参り。この時は父と妹と飛行機だった気がします。この時のホテルは京都だったんですけど、インバウンド向けすぎて、朝ごはん会場に日本人がほぼいなかった。あと、フルールのたこ焼きにハマってた。

綺咲愛里MS「My Melody」
千秋楽は行かない代わりに、ミュサロの遠征をしました。何となく、前泊したいなと思って、前泊して、心斎橋にOSKを見に行ったりもしました。
公演期間じゃなくてこういう期間に行くと街中に死ぬほどジェンヌがいるので生活しづらかったですね。宝塚ホテルに住みました。本館のエレベーター、扇風機しかついてなくて暑すぎてキレてました。ちなみに階段も暑かったです。もうすぐ無くなっちゃうんだな…
飛行機の往復は(マイルで)出してもらったけど、宿泊費は自分で出しましたね。2泊なのに高かった。MS恐るべし。

月組「I AM FROM AUSTRIA」1回目
大阪でイベント?があった友達と一緒に遠征しました。何気に往復新幹線遠征は初めてだったので驚きました。そもそも私は新幹線がそこまで好きではないので、あまり乗らなかったのですが、この遠征でグリーン車に乗ったら、結構新幹線も良いのでは?と思い始めました。でも3時間も1人で座ってるの暇なので、やっぱり嫌ですね。
この時のホテルが十三にあったんですけど、十三の商店街の一角にあるいかにも老舗なたこ焼き屋さんのたこ焼きがめちゃくちゃ美味しかったし、安くて、最高でした。たこ焼きってなんであんなに美味しいんでしょうね。不思議。

月組「I AM FROM AUSTRIA」2回目
特別公演「宝塚舞踊会」
色々関西ですることがあって飛行機もホテル代も親が出してくれてたので、タダで遠征勝ち取りました。
月組はそもそも見る予定だったけど、舞踊会は直前になって礼真琴贔屓の友達が行く!と言い出して、被ったチケットの救済で観劇。まあちなみにその後、IAFAは帰宅前にも観劇しました。ムラで同じ演目3回見るのは初めてでした。
そんな友達とサラに初めて行ったんですけど、余りにも紅茶が美味しすぎてビックリしました。というか、やっぱり宝塚って水が美味しいから、料理美味しいんだよな…最高か…

ここからはまだ行ってない遠征が2件。
せおさんのバウ主演2作目、「龍の宮物語」は私が得た武器、WILLERで往復夜行バス遠征、どーしても見たくてしょうがなくなって、急遽入れた遠征、宙組「エルハポン/アクアヴィーテ」は自分で貯めたJALのマイルで日帰りタダ遠征。

今年、8回なんですよ。もう11月も終わるって言うのにあと2回遠征が残ってるのも怖いなと思うんですけど、今年はまあ、贔屓の退団ブーストもあり、なんでこんなに行ってんだ?ってくらい行ってるんですけど、行ってる人は大劇場公演は毎週末行くって人も知人の中にはいたりするので、すごいなあと。経済的な面でもそうだけど、精神的な面と身体的な面で。まあ、若いとあんまり後者は感じないから経済的な負担さえなければ私はいくらでも遠征したいと思うんですけど。

タイトルが「遠征をするということ」なんですけど、これじゃあ遠征記録なので、テーマに戻ります。
人によってどんな時に遠征するかって違うと思うし、どういう位置付けなのかも違うと思うので、あえてそこに言及しようとは思ってないです。あくまで、個人的意見。
私にとっての遠征は最初は、「ついで」でした。墓参りの「ついで」、別のオタ活の「ついで」に宝塚まで行って観劇をしていました。いつからか、「退団公演だから」、「初主演の公演だから」という、「特別感」のある公演を観劇しに行くことが遠征の意義になっていました。そしていつの間にか、「なんとなく行きたいから」、「チケット取れたから」で遠征するようになっていました。多分これが、私にとって宝塚が趣味から生活の一部になった瞬間だと思います。
好きなものが大好きなものになって、果てはなくてはならないものになる、なってる。いつまでも宝塚が私にとってなくてはならない存在であって欲しいと願うのです。
来春からはムラ組になるので、東宝に遠征したいと思います。まあ、実家あるから、「ついでに」帰省、だけど。

声クラがヅカオタになって贔屓の退団を経験するまで

初めまして、こんにちは。

こよりと申します。

しがないヅカオタ兼フリーターをしています。

宝塚を気になり始めたのは花組の新源氏の頃、初観劇は雪組るろ剣、高1の春でした。

そんな時の話がしたくなったので、ただの自分語りです。圧倒的自己満。そして備忘録。数年後に懐かしくなった時に読むやつです。

 

通級指導教室で仲良くなった1つ年下の可愛らしい女の子に「こよりさん(ホントに呼ばれてる)、るろ剣当日券で見に行こうよ!」と誘われたので、始発でホイホイついて行きました。

そもそも宝塚を気になり始めたきっかけもその子が、今では「左後ろの人」かつ「黒髪の人」で有名な朝美絢氏を異様に推してきたことでなんという美人が宝塚という世界にはいるのか…!と驚きぜひ生で見たいと思うも、舞音の時は高校受験シーズン真っ只中(無事に落ちました)、行くこと叶わず、滑り止めというか、滑りに滑って通信制だったけど一応高校生になったゴールデンウィーク、まだバイトの初任給も出ていないのに連れていかれたるろうに剣心月組じゃなくて雪組だし!誰も知らね~!しかも原作も知らね~!と思いながら見た、るろ剣。余りにも感想が無さすぎるけど、「観柳やべ~!え、あの人カッコよすぎでは(フィナーレのだいもん)恵さん美人すぎでは?」

ハマった?と聞かれた気がするけど、多分その時にはハマってなくて、というか私はその当時アニオタ兼声クラ真っ只中で、2次元に恋をしていたのでいきなり3次元の男(役)にハマることもなく、ただ、凄かったなあ~という感想しか湧かなかった。あ、でも多分キャトルには行ったし、ちゃっかりだいもんとなぎさまとせしさまのスチールは買ってた気がする。記憶はないけど家にあるので、買ったんだと思います。

 

そんなふんわりした初観劇から1ヶ月もしないうちに、何故か私は礼真琴さんのお茶会に連れていかれていました。それも、公演を見ていないのに。見ていないから、公演の話聞いてもイマイチ分からなくて、隣にいる可愛い友人にちょこちょこ聞いていた気がします。確か、劇中に出てきていた空耳スピーカーって道具の話だったと思う。しかもこの日も、お茶会の前は普通にアニメのイベントに行っていた。今では大人気コンテンツ、スタミュの初めてのイベント。当時の推し、細谷佳正さんはあの日も全力の細谷節で会場を大爆笑に誘っていたのが懐かしいですね。ただ、生まれて初めてタカラジェンヌとハイタッチをするという経験をした私、舞い上がって宝塚ってすごい!楽しい!と盛り上がった。なんせ私がいたアニメ界隈、声優界隈は当時、毎週どこでも現場はあるが余りにも人気すぎてチケットが取れず、現場に行きたいという私の願いが届かない、なんならほそやんは中々現場に出てきてくれなかったので全然会えない。そんな私にとって年中無休で見目麗しいタカラジェンヌ達を生で見られるというのは魅力的で、そこからは少しずつ自力でチケットを入手してゆるゆると観劇し始めました。と言いつつも結局ヅカファンと声クラは1年くらい兼任していた気がします。

 

宝塚を知るきっかけになった朝美絢氏のことを生で見ることが叶ったのは8月。信長の公演ではほぼ女役だったあーさ、美人さんでした。そんなに感想が、無い。なんせ信長はかの有名な35点満点の大野くん(失礼)なので、公演を見た記憶はあってもストーリーへの感想とか、そういった類の物は全然ないです。妻木として亡くなったあと、最後のシーンで森蘭丸として出てくるあーさがとてもカッコよかったけど、蘭丸くん出てくる必要ある?とは今でも思います。なくない?意味ある?妻木ちゃんそこそこ出番あったよ?

そしてこの公演のあーさのお茶会に参加したんですけども、この回まで正餐形式で、テーブル写真もあったので、貴重な回に参加出来たと思います。あーさとの写真が手元にあるって非会員にしてはかなりレアなのでは?家宝です。

ちなみに私は気になるジェンヌさんのお茶会に行く時に結構Twitterを使うのですが、昨今お茶会詐欺も多いと聞きますので、皆さんはお気をつけください。

 

ただのヅカファンがヅカオタになったのは、グラホの頃だったかなと。初めて自分で申込書を貰ってお茶会に行ったのがその頃でした。といってもお茶飲み会だったけど。そこで出会ったかわいい女の子、と形容するのが良いのかは分からないけど、ビビッときた娘役さんがいました。

信長で新公初ヒロイン、アーサー王伝説では狂言回しのような可愛い魔法使いアリアンロッドちゃんを演じていた紫乃小雪ちゃん。

ちっちゃくて可愛くて、お歌が上手で、お芝居には心がこもっていて、踊りはそんなに得意じゃないのかもしれないけど、ロケットではいつも最上手か最下手にいて満点の笑顔で踊っていて、大人なナンバーではセクシーな表情もできる万能な娘役さん。そんでもって同期のことが大好きで、カルーセル輪舞曲で初めてエトワールをした同期の麗泉里ちゃんのことをべた褒めしていて、オーディションで泉里ちゃんが受かったということを知った時に自分の事じゃないのに泣いたと言っていたほど。

この子をずっと見ていたい!そう思ったのは初めてで、大好きになって、そう日は経っていなかった頃に一通の白い封筒が届きました。

とは言っても実はHPで先に見ていたので、ああ、本当なんだなと実感しただけ。いや、実感なんてしてなかったけど。こんなに早く別れの時が来るなんて思いもしなくて、辛くて、結構負の感情に苛まれたりもしました。

この公演はヅカオタって言えるくらい見たと思います。と、いっても当時は月に5万の稼ぎで見られるくらいしか見てなかったので、ムラと東宝と合わせてもぎりぎり2桁に乗るか乗らないかくらい。でも自分としては頑張りました。オタクなんて自己満なんだから自分で頑張ったって思ったらそれでいいんだよ。というか作品が通えるやつじゃなかったので、いや、コメディなのでまあ通えたけど、正直な話をするとイケコ1本立てトンデモコメディ、そこそこしんどいから!ていうかセリフないし!そりゃあイケコだから分かってたけど!分かってたけど、退団公演だとしても通うのは結構難儀だなと思いつつもそこそこ行きました。それまでの人生の中で1番同じ公演に行きました。

ファンの中では多分最年少で、お付の方にも覚えてもらって、同じファンの方にも可愛がってもらって、楽しく観劇もしたし、お茶飲み会、出待ち、フェアウェル等々参加して、無事に初めての贔屓を送り出しました。でも、ずっと泣いてて、小雪ちゃん本人に慰められたりもしました。「一生で流せる涙の量って決まってるんだよ!」って言われたのを今でも覚えてます。

 

物凄く寂しくて、そのあと半年宝塚見てなかったです。そのあとBADDYで復帰して、また新しい贔屓に出会って、また退団を見送ったのはまた別のお話。2年スパンで贔屓が退団していきます。恐ろしい。

 

私はどう頑張っても男役さんの応援はなんだかんだで出来なくて、多分これから先もずっと娘役さんが好きなんだろうし、正直自分が宝塚に入るとしたら~って妄想をヅカオタなら1回くらいすると思うんですけど、私は娘役で妄想することが多いです。だってあんなカッコイイ男役さんの隣にいることが出来るなんて、絶対に幸せだし、男役さんの隣にいる娘役さんって物凄い綺麗だから。

 

ただの備忘録なので、本当に、楽しかったなあって話。幸いなことに私が見送った2人とも、コメディ作品で退団してくれたので、劇中で泣くことはあんまりなくて、最後の最後まで楽しい!のまま応援出来たのが救いだったなと。

 

宝塚というジャンルには、ほかのジャンルにはあまりない「退団」があって、結構心はしんどいし、人事で一喜一憂するし、役がついてるついてないでもいちいち一喜一憂して、趣味の域を超えてるなと常々思ってるけど、それが楽しいので、いいんです。好きなので。

 

以上備忘録でした。年末になったらいくら使ったかのリストアップでもしようかな。あとは、観劇に持っていくものリストみたいなのもやりたい。ヅカオタブロガーになりたい(無理)